おしゃれヘアで「祝卒業」 昨春センバツ出場の元野球部員に理容師有志

卒業祝いにヘアカットしてもらった柴田高野球部の3年生と手掛けた理容師ら

 昨春の選抜高校野球大会に出場した柴田高(宮城県柴田町)の野球部を引退し、3月1日に卒業式を迎える3年生の門出を祝おうと28日、県内の理容師有志が元球児ら9人にヘアカットする企画があった。

 柴田町の「ヘアーサロンフナヤマ大橋店」に放課後、男子部員8人と女子マネジャー1人が来店。カット技術を学ぶ「仙台フェード会(仮)」のメンバーで、仙台など4市町に店を構える理容師8人が出迎え、バリカン、はさみ、整髪剤などで部員たちの髪を手際よくセットしていった。

 同店は捕手だった舟山昂我(こうが)さん(18)の父で、フェード会メンバーの清成さん(47)が営む。同会は昨春の選抜初出場に当たり、部員を「おしゃれボウズ」で送り出す予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大でやむなく断念。発起人で若林区の理容店主八木均さん(56)が「甲子園の夢を見させてくれた球児に恩返ししたい」と改めて発案した。

 短髪に仕上がった元エース谷木亮太さん(18)=宮城県亘理町=は「明日に向けて気合が入る」と満足の笑顔。おしゃれに刈り上げた元三塁手横山隼翔(はやと)さん(18)=岩沼市=は「甲子園に出場した時もたくさん支えてもらった。ありがたい」と笑顔で話した。

 八木さんは「りりしくなった。大学生、社会人とそれぞれの道で頑張ってほしい」とエールを送った。

卒業祝いでヘアカットしてもらう柴田高の元球児

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