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(219)卒業歌靴箱に靴しづかなり/辻内 京子(1959年~)

 遠くから卒業の歌が聞こえてきます。目の前にあるのは学生たちではなく、その靴です。箱の中に収まっていますが、いつも以上に静まり返っているように感じます。普段は雑に入れられた靴たちも、今日は神妙にそろえ…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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