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(215)如月の笑ふとき子はタンバリン/西川 火尖(1984年~)

 「如月(きさらぎ)は2月の異称でしょう?」と思ったあなた、鋭い。きょうは旧暦の2月3日。まさに「如月」なのだ。「神無月」は10月の異称だが、旧暦の10月つまり今の11月に使う。でも「師走」は新暦12月に使う。あれ、おかしいな。新暦旧暦はいろいろ混乱しているのが実情。掲句の場合は旧暦2月の明るい陽光…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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