策打てず、たまり続けた汚染水 福島第1原発の処理水放出(4)
「私はもう、この水位のことを考えると心臓が止まりそうで」
「本店の方にも最優先で取り組んでいただきたく、切実なお願いです」
2011年3月30日夜、東京電力福島第1原発。事故収束の現場指揮を執る吉田昌郎所長(当時、故人)は、社内テレビ会議で危機感をあらわにした。
1~3号機の溶け落ちた核燃料(デブ…
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