未来に何を伝えるか、探る未成年 福島第1原発の処理水放出(8)
テーブルに広げた白い台紙が、色とりどりの付箋で埋め尽くされていく。
「いいね。思ったことをどんどん書いて貼ってみよう」。安積高(郡山市)の原尚志教諭(63)が、意見を交わす生徒らの姿に目を細めた。
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