(228)屈伸の少年に春うごきだす/酒井 弘司(1938年~)
春になり気温が上がると、しばらく見ていなかった虫や木の芽や花が少しずつ新しい色を見せます。それはまるで春というスイッチが入り、自然全体が動きだしたかのようです。その中で少年は膝を曲げ伸ばし、元気に体…
関連リンク
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- ・(224)しじみ食べる手つき好きだった/出雲 にっき(2001年~)
- ・(223)水草生(みくさお)ふ被曝史のまだ一頁(ページ)/大河原 真青(1950年~)
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