(229)蝌蚪(かと)乱れ一大交響曲おこる/野見山 朱鳥(1917~1970年)
蝌蚪は、おたまじゃくしのこと。春の池で卵から孵化(ふか)して尾が生え、たくさんの小さな命が乱れ泳ぐ。その様子をじっと見ていた作者は「一大交響曲」だと聴覚でとらえた。そういえば音符はおたまじゃくしとも…
関連リンク
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- ・(223)水草生(みくさお)ふ被曝史のまだ一頁(ページ)/大河原 真青(1950年~)