(234)夕霞木霊の返事遅くなる/佐藤 みね(1941年~)
春の夕暮れ、淡い日没の光が街や木々を照らします。その間を縫うように霞(かすみ)がたなびき、紗がかかった視界は幻想的な景色です。木霊(こだま)は声の反響も指しますが、表記から想像したのは、木に住む精霊…
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