「やさしい日本語」に言い換えニュース発信 東北の話題、外国人にも 河北新報社

東北で暮らす外国人が気軽に地元の話題に触れられるようになることを目指し、河北新報社は「やさしい日本語」による記事の発信をオンラインニュースで始めた。
紙面に掲載した記事の中からピックアップ。日本語を学習中の人でも読めるように、漢字に振り仮名を付け、難しい言葉や分かりにくいと思われる表現は書き換える。
自動読み上げや振り仮名表示も
自動音声による読み上げのほか、振り仮名を付けたり消したりする機能もある。記事で取り上げた場所は、グーグルマップで見られる。宮城県国際化協会(MIA)の地域日本語教育アドバイザー・鈴木英子さんの監修協力を受けた。当面は週1回、新しい記事を追加する。
「やさしい日本語」は、阪神淡路大震災で外国人住民にも正確に情報を届ける必要性が認識され、普及のきっかけになった。地域社会の共通言語になり得るとして、自治体や観光業などで取り組みが進む。

関連リンク
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