世界的に環境保全の意識が高まる中、林業の現場はどうなっているのか。宮城中央森林組合(仙台市泉区)の伐採作業班員による間伐に同行した。
宮城県利府町役場から北に約3キロの森郷地区の山林。午前8時半、図面を広げ、班員5人全員で工程を確認した後、伐採を始めた。チェーンソーがうなりを上げ、木くずが飛び散る。高さ20メートル、幹の直径が40センチはありそうなスギが数分で地響きとともに倒れた。
「これは50年以上前に植えた木」と担当者。植林、育成、伐採という森の世代交代のサイクルは近年崩れ、人手不足や採算性の問題で植林の機会が減った。国産材の価格低迷なども加わり、林業を取り巻く環境は厳しい。
国の担い手育成事業制度を活用し、新たな世界に飛び込む人もいる。2年前にプロスノーボーダーから転職した阿部政俊さん(34)は「自然のサイクルの中で仕事ができるのが魅力」と汗を拭う。
宮城中央森林組合は宮城県沿岸部10市町の森林を守る。結城淳専務(67)は「思いを込めた仕事で山が見違えるようになる。やりがいを感じてほしい」と話す。
(写真映像部・岩野一英)
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