仙台の桜、間もなく開花 3年ぶり西公園ライトアップ

西公園の桜。つぼみがピンクに色づいていた=2022年4月4日午前11時ごろ、仙台市青葉区

 仙台に間もなく桜前線が到来します。市内屈指の桜の名所、西公園(青葉区)では3年ぶりに花見会場が設けられます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020、21年と中止されたライトアップと出店が復活します。近くの町内会などでつくる西公園花見協賛会は「感染防止のルールを守って楽しんでほしい」と呼び掛けています。(編集局コンテンツセンター・佐藤理史)

協賛会「感染防止し楽しんで」

 4日午前、西公園を訪れると、ソメイヨシノは薄いピンク色のつぼみを付けていた。過去2年はともに3月28日に開花する異例の早さだったが、今年は平年並みのペース。暖かい日が続けば、一気にほころびそうな気配を漂わせる。

 園内の梅は一足先に満開。桜はまだか。日本気象協会(東京)の4日午後1時発表の予想によると、仙台は5日開花、8日満開。民間気象会社ウェザーニューズ(千葉県)の気象総合サイト「ウェザーニュース」によると、西公園は7日開花、11日満開と予想されている。

今週末は20度前後の陽気に

 仙台管区気象台によると、6日の最高気温は19度と平年より5度ほど高い予報。週末の9、10日は晴れ時々曇りで、最高気温は20度前後の陽気になりそうだ。

 西公園花見協賛会は「花見客は今週末(9、10日)から訪れ始め、来週末(16、17日)にピークを迎えるのではないか」と見込む。

仙台東部の天気予報
ちょうちんや出店の準備が進むお花見会場=2022年4月4日、仙台市青葉区の西公園

夜9時までに短縮、桟敷席は中止

 ライトアップは午後9時まで。10時(週末11時)までだった以前より短縮した。出店のアルコール提供は8時まで。有料のビニール張りテント「桟敷席」は換気の難しさなどから中止とした。

 お花見広場は赤いちょうちんに飾られ、開花を待つばかり。焼き鳥や唐揚げ、カレーなど12の出店では、関係者がのれんの準備などの作業に追われていた。

 50年以上、会場で焼きトウモロコシを売る風間貴子さん(76)は「久しぶりに見た桜は幹が太くなっていて、時間の流れを感じた。3年分、頑張るよ」とうれしそうに語った。

  西公園は南側約3・6ヘクタールの広場にソメイヨシノを中心に約200本の桜が植えられている。コロナ前は毎年約10万人が訪れた。

出店の準備が進む仙台・西公園

[西公園の花見ルール]
▽場所取り
ひもで囲うのは禁止。転倒やけがの恐れがある。
ブルーシートなどを張る場合、見える所に「開始日時・代表者の名前・連絡先」を明記する。明記されていないシートは片付ける場合がある。
公園内清掃のため毎朝5~8時、場所取りに人がいない場合はシートを外すこともある。

▽会場利用
テントやタープの利用、シートで屋根を作る行為は禁止。
ごみは必ず指定の収集所に分別して捨てる。ごみの削減のため、持ち帰りにも協力を。
火気厳禁。(本部に届け出れば、カセットコンロは使用できる)

▽駐輪・駐車
会場に駐車場はない。近隣への違法駐車はしない。
自転車、バイクは会場内の駐輪場を利用する。

▽その他
許可を得ていない物販・チラシの配布などは禁止。
デリバリーの会場内での受け渡しは控える。(会場維持に飲食出店協賛金が利用されている)

▽新型コロナウイルス感染拡大防止策
マスク着用。発熱、体調不良の人は来場しない。大声での会話、騒ぐ行為はしない。

西公園花見協賛会のサイト
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