下水のウイルス量、1カ月ぶり増 東北大院、感染再拡大の可能性指摘

 下水に含まれる新型コロナウイルス量から仙台市内の1週間の感染者数を予測する東北大大学院工学研究科の佐野大輔教授(水質工学)の研究グループは4日、今週(4~10日)の新規感染者数を2032人とする予測値を発表した。

 先週(3月28日~4月3日)は2132人(予測値1456人)と、約1カ月ぶりに前週より増えた。予測値も先週を大きく上回り、佐野教授は「感染再拡大が始まった可能性はある」と指摘している。

 研究グループは過去6週間のウイルス量と過去1週間の新規陽性者数、ワクチン接種率などのデータを基に新規陽性者を予想している。ここ数週間のウイルスの濃度は少しずつ減少しながらも、ほぼ横ばいで推移していた。

 前週の予測値と実際値に開きがあった点について、佐野教授は「オミクロン株の派生型『BA・2』が広がり、感染者が排出するウイルス量が従来より少ないためかもしれない」と説明する。

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