商業施設、徐々に再開 震度6強1カ月 モール長町、イオン新利府、泉アウトレット…

 福島、宮城両県で最大震度6強を観測した地震から16日で1カ月。建物が被害を受けるなどして休業を余儀なくされた商業施設やスーパーは徐々に営業を再開している。深刻な被害で時間を要している施設もあるものの、大半は着実に復旧。年度替わりの商戦で不戦敗を強いられた各店は、春の大型連休で挽回を期す。

地震被害で休業していた施設の営業再開を知らせる看板=15日午前、仙台市太白区のザ・モール仙台長町店

 仙台市太白区のザ・モール仙台長町では16日、専門店が入る施設「パート2」の休業していた2、3階で、ほぼ全店となる約30店が営業を再開する。集客効果が高い映画館MOVIX仙台も連休初日の29日に再開すると15日発表した。

 ザ・モール仙台長町の佐々木友城オペレーションセンター長(58)は「連休が一つの目標だった。昼夜を問わず頑張ってくれた工事関係者らのおかげだ」と感謝。先行して復旧した本館の客足は好調といい「繁忙期を前に、お客さまをきちんと迎え入れる体制をつくる」と口元を引き締めた。

 別館と合わせた売り場規模が東北最大級となるイオンモール新利府北館(宮城県利府町)は15日、既に再開している1階(約50店)に続き、2階(約30店)を22日に開けると発表した。一部店の休業は続くものの、平時の店構えを取り戻しつつある。

 中川健太北館ゼネラルマネージャー(40)は「大型連休は仙台市のほか近県からの来店が増える。買い物を楽しみにしているお客さまに応えたい」と意気込む。

 仙台市泉区の仙台泉プレミアム・アウトレットは15日、入居約70店のうち約50店で営業を再開した。隣接する泉パークタウンタピオは地震後8日間の全館休館を経て各店が順次復旧し、8日に全面再開にこぎ着けた。

 みやぎ生協(仙台市)のセラビ白石(白石市)は、天井の一部が落ちるなど被害が大きかった。食品や日用品を扱う1階は21日再開の予定で、衣料品などを並べる2階は5月中の復旧を目指す。

 家電量販のデンコードー(名取市)は、3月17日から休業していたケーズデンキ仙台荒井店(若林区)を11日に再開。相馬店(相馬市)は1日に修繕エリアを除いて一部オープンしており、16日に全面復旧する。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る