サクランボ「冷凍」で通年活用へ 寒河江、第1弾「つや姫プリン」商品化

 山形県寒河江市観光物産協会などは、市の特産であるサクランボの通年活用を目指し、特殊な技術を用いた冷凍サクランボの開発を進めている。商品化第1弾となる「つや姫ぷりん 寒河江産さくらんぼ入り」が4月に完成、市内の道の駅で販売が始まった。

冷凍サクランボの入ったつや姫プリン

 冷凍サクランボは協会と市が2年前に開発を始めた。従来の空気冷凍ではもぎたてのみずみずしさや色合いが失われていた。そこで熱伝導性で空気に勝る液体を用いた冷凍技術を導入。マイナス30度のアルコールで瞬間冷凍することで細胞の損傷が最小限になり、解凍時の再現性が高まるという。

 新商品のプリンは協会が市内の料亭「東門」と共同開発。県産米つや姫の粒や粉を牛乳と絡めたプリンの上に、地元産の佐藤錦や紅秀峰の冷凍サクランボ3、4粒をゼリーで固めて乗せた。

 プリンは同市の姉妹都市ギレスン市があるトルコの家庭料理「ライスプディング」から着想を得て、米の粒が感じられる優しい味わいに仕上げた。ゼリーの層は甘さ控えめで、サクランボの味を引き立てる。

 協会の平賀信孝事務局長は「冷凍技術で旬が短いサクランボの活用の幅が広がる。寒河江らしい商品の開発につなげたい」と話す。

 プリンは当分、道の駅「チェリーランドさがえ」のみで販売する。3個入り1500円。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る