強豪として知られる青森山田高サッカー部に昨年春まで所属した青森県田舎館村出身の山谷璃空(りく)さん(19)が5日、プロレスラーとして故郷でデビューする。みちのくプロレス(岩手県滝沢市)のマスクマンで、リングネームは古里への思いを込め「山谷林檎(りんご)」と名乗る。躍動の舞台をピッチからリングに移しての念願のデビュー。「育ててくれた皆さんに元気と勇気を届けたい」と張り切る。
青森市のはまなす会館で開かれる「みちのくプロレス青森大会」に出場。同団体認定の東北ジュニアヘビー級チャンピオンMUSASHI選手(31)=滝沢市出身=と対戦する。連日の厳しい練習では白いマスクを着けるが、試合ではリンゴをイメージした深紅のマスクを披露する。
山谷さんは小学2年にサッカーを始めた。青森山田中ではフォワードなどを務め、高校ではセンターバックを経験。全国からトップレベルの選手が集まるチームでレギュラーをつかめなかった中で、心の支えはプロレスだった。
中学2年の時、父と別団体のプロレスを観戦した。「何度倒されても立ち上がるところが、かっこいい」「自分も諦めない」。サッカーに打ち込む気持ちを奮い立たせた。
高校に進むと、青森市で開催されるみちのくプロレスを観戦するように。いつしか「リングに立ちたい」と真剣に考えるようになり、3年生になって両親に打ち明けた。
けがを心配し、仕事として続けられるかどうか疑問視していた両親は反対。それでも「一人で何でもできるところを見せる」と自宅で炊事、洗濯をこなして覚悟を貫いた。
卒業後、みちのくプロレスに入門。昨年4月から練習生として、滝沢市の道場に隣接する合宿所で生活する。身長170センチ、体重76キロ。決して大きい方ではないが、似たような体格の先輩も少なくない。
スパーリングではタックルをかわされ、関節技などを決められることも。格闘技の厳しさを実感する毎日に「ここからだ」と気合を入れる。
デビュー戦には家族や中高時代の恩師らも訪れる。対戦するMUSASHI選手は「かっこつけず、やってきたことを全部ぶつけてほしい」と受けて立つ。
「先輩たちに一歩でも近づけるよう頑張る」と闘争心を燃やす山谷さん。嵐吹き荒れるリングに上る。
大学9校のオープンキャンパス情報や先輩学生の声。仙台圏での生活情報も満載!
毎週木曜日・仙台圏で42.9万部発行の「河北ウイークリーせんだい」。歌ったり踊ったり楽しいキャンペーン実施中。抽選でプレゼントも当たります。
東北の未来に向けて、みんなで手を取り合い、様々な活動に取り組んでいます。
SDGsマインドの向上をはかるための「みやぎSDGsアンバサダー」育成プログラム活動を紹介中!
2022年度企画準備中!詳しくはWEBサイトへ
あしたをつくる、地域の新たな可能性
東北6県7新聞社が東北全体の活性化を目指し明るい未来の創造を目指します
みやぎの職場を元気に健康に!健サポフレンズも新規会員募集中
特選不動産情報(毎週金曜日更新)
仙台「四方よし」企業大賞
Job探:仙台・宮城の求人情報
みやぎのいいものご案内!47CLUB
宮城の赤ちゃんへ贈ります「すくすくばこ」好評受け付け中!
LINEスタンプ「かほピョンとなかまたち」
宮城県からのお知らせ
みやぎ復興情報ポータルサイト
杜の囲碁サロン
Copyright © KAHOKU SHIMPO PUBLISHING CO.