今季33試合目、初の●● 東北楽天流れつかめず

7回途中で降板する東北楽天先発の岸(右)。左は捕手炭谷(佐藤将史撮影)

岸7回途中4失点、今季初●

 東北楽天は試合の流れを引き寄せられず、今季初の2連敗を喫した。

 先発岸は七回途中4失点で今季初黒星。二回に岡の先制2ランを浴びるなど、許した4本の長打が全て失点につながった。打線は0-3の五回に山崎の適時三塁打などで一時1点差に迫ったが、六回1死二、三塁の好機であと一本が出なかった。

 ロッテは1カ月ぶりの2連勝。先発美馬が6回2失点で今季初勝利を挙げた。

(勝)美馬5試合1勝4敗
(S)益田14試合6S
(敗)岸6試合3勝1敗
(本)岡2号(2)(岸)レアード3号(1)(西垣)

 攻守に流れをつかみ切れない。東北楽天はもどかしい試合展開で今季33試合目にして、初めて黒星が二つ並んだ。

 五回に2点を返し、1点差で迎えた六回の攻撃が分岐点だろう。連打で築いた1死二、三塁。この好機で、美馬-松川のロッテバッテリーに大胆な策を取られる。後逸が許されない場面にもかかわらず、徹底して低めへフォークボールを集められた。黒川も辰己も1ストライクの2球目から5球続けられ、二ゴロと中飛で凡退した。

 チャンスの後にはピンチが来る。直後の七回の守りで先発岸は重い追加点を奪われた。先頭エチェバリアに二塁打を浴び、続く松川にはスリーバントを決められる。高部は正面の二ゴロに打ち取ったものの、本塁送球は三走エチェバリアのスタートが良く、セーフ(記録は野選)。石井監督は「内野ゴロに打ち取る、やるべきことはできた」と、かばった。

 七回途中4失点で降板した岸の表情はさえない。二回は1死走者なしからマーティンを歩かせると、岡に外角直球を左中間席へ運ばれた。四回まで毎回走者を許し「全体的にボール球先行で自分の投球から流れをつくれなかった」。

 チームは13日からビジターの西武3連戦に臨む。「いい意味で場所が変わるので、気分転換としてチーム一丸でしっかりやっていきたい」と指揮官。まだ2連敗とはいえ、嫌な流れの芽は早めに摘み取りたい。(斎藤雄一)

6回東北楽天2死二、三塁、チャンスに外野フライに倒れた辰己(川村公俊撮影)
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