無人田植え実現なるか 北秋田で実証調査

リモコンで田植え機を操作する若松代表(右)

 秋田県の北秋田地域振興局は、無人ロボット田植え機の実証調査を北秋田市で実施している。営農維持にスマート農業を活用してもらうのが狙い。有人田植え機と作業時間や収量などを比較しながら、効果的なロボット田植え機の活用方法や課題を検証する。

 同市の農業生産法人「みそらファーム」の水田45ヘクタールのうち30アールで実施し、同社が導入した農機大手クボタ(大阪市)の「アグリロボ田植機」を使用。衛星利用測位システム(GPS)で位置情報を把握し、無人でも真っすぐ苗を植えることができる。

 11日に実演会があり、生産者や農協の営農指導員ら約40人が参加。リモコンで操作されたロボット田植え機が、あきたこまちの苗を植える様子を見守った。

 みそらファームの若松一幸代表(53)は「満足できる植え付けの精度で安心した。簡単に操作できるので、若者が農業を始める時にも活用できるのではないか」と話した。

 北秋田地域振興局の担当者は「今後、作業上の利点や課題を確認し、スマート農業の普及に生かしていきたい」と話した。

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