地震で傾いた政宗騎馬像、修復完了は来年春 東京の業者に委託へ

 仙台市は18日、宮城県内で震度6強を観測した3月の地震で傾いた仙台城跡(青葉区)の仙台藩祖伊達政宗の騎馬像に関し、修復が完了するのは2023年3月になるとの見通しを明らかにした。損傷が激しく、現地での修復を断念。東京に運び、専門業者に作業を委託する。23年4月の公開を目指す。

 6月以降、騎馬像の台座からの切り離しを始める。左前足と右後ろ足の亀裂箇所を補修するほか、騎馬像を内部で支える鉄の棒を交換する。胴体部分も細かい亀裂があり、像の内部を含めて全体的に修復することとした。事業費は約5000万円。

 彫刻の修復を手がける「ブロンズスタジオ」(東京)に作業を委託する。同社は21年2月の福島県沖地震で被害を受けた市博物館(青葉区)敷地の政宗胸像の修理に携わった実績があり、市は再度修復を依頼した。

 市は、騎馬像を覆うシートに取り付けた騎馬像写真を、修復完了まで設置する。青葉区公園課の鈴木江美子課長は「騎馬像は仙台のシンボル。できるだけ早く修復し、また元気な姿を見てもらいたい」と話した。

東京で修復することになった騎馬像=3月17日

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