日本中央競馬会(JRA)が大型画面による競馬中継を核とする新施設の開設を仙台市中心部の商店街で検討していることが19日、分かった。電話・インターネットによる勝馬投票券(馬券)販売が全体の9割を占める中、従来の場外馬券場とは異なり、売り場を持たない全国でも珍しい施設となる。
河北新報社が入手した資料などによると、予定地は青葉区中央2丁目のテナントビル1階で、広さ約400平方メートル。大型画面や競馬場の臨場感を再現する音響施設を備え、来場者が競馬中継の映像を見られる。
収容人数は数十人から100人程度を想定。JRAに登録したインターネット投票会員や、競馬未経験の若者層の集客を目指す。
JRAは10月の開業を計画。週末を含む日中に営業する。施設利用は基本無料で、有料個室を設ける案もある。飲食物は提供せず、持ち込み可とする方向。
馬券販売は近年、新型コロナウイルスの影響もあり、競馬場や場外馬券場からスマートフォンなどを通じたネット投票へと大きくシフトしている。JRAの事業報告書によると、電話・インターネット投票会員は2021年の1年間で97万人増加。過去最高の560万人に達した。販売額も約2兆8595億円と全体の9割を超え、売り上げの中核となっている。
こうした情勢を踏まえJRAは、ネット活用にたけた20~30代をターゲットに競馬の魅力を新しい形で発信する施設を計画。競馬施設のない仙台を1号店の候補地に固めたとみられる。
計画について仙台市幹部は「馬券販売を伴わない映像提供施設と聞いており、開設に必要な特別な行政手続きはない。中心部のにぎわい創出に合致する面はある」と述べた。
JRA広報部は取材に「馬券の発売は伴わずに仙台地域におけるJRAの認知度向上を図る施設として、まさに進行中の計画であり、現段階では詳細は決定していません」と回答した。
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