閉じる

(293)生くるとはえらべるひとつえごの花/仁科 淳(1971年~)

 反出生主義のある立場では、苦痛を最小限に抑えることが善とされ、そこから、人は生まれるだけで苦痛を負う可能性を持つのだから、子どもを産むべきではない、と主張される。出生前診断等での命の選別や、最近増えているという若者の自死も、問題としては通底している。そうした話に限らず、ライフステージでいくつもの選…

残り 72文字

このページは有料記事です。まずは無料でID登録を!

河北新報ID登録で
1日1本の有料記事が読める!!
今すぐ申し込む

関連リンク

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

最新写真特集

秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

ライブカメラ