(288)穀象に或る日母船のやうな影/岩淵 喜代子(1936年~)
コクゾウムシは頭部が象の鼻のように伸びた甲虫の仲間で、米びつや貯蔵米に発生します。米の中で小さな芋虫から3ミリほどの小さな成虫へと成長しますが、虫を除けば米は食べられます。私も昔うっかり湧かせてしま…
関連リンク
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- ・(283)目つむりていても吾(あ)を統(す)ぶ五月の鷹(たか)/寺山 修司(1935~1983年)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。