(295)戦死せり三十二枚の歯をそろへ/藤木 清子(生没年不明)
成人の歯の数は32本。それが一つも欠けていない壮健な若者の戦死を感情を抑えて詠む。昭和14年作の掲句は、戦死を生身の一人の人間の死としてわれわれに喚起する。この凄(すご)みのあるイメージはどこから来たのか。遺体の歯による身元確認のことを聞いたのかも知れない。やがて個人さえ特定できない殺戮(さつりく…
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- ・(294)逢ひたくて蛍袋に灯をともす/岩淵喜代子(1936年~)
- ・(293)生くるとはえらべるひとつえごの花/仁科 淳(1971年~)
- ・(292)草に木に雨のあがりし馬祭/小原 琢葉(1921~2020年)
- ・(291)きよお!と喚(わめ)いてこの汽車はゆく新緑の夜中/金子 兜太(1919~2018年)
- ・(290)見の限り山衰ひぬ懸り藤/高橋睦郎(1937年~)
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
仙台市クマ出没情報
仙台市メール配信サービスより
- 12月7日(木)午前7時半頃、太白区秋保町長袋字水上北、1頭(体長100cm以上)
- 12月4日(月)時刻不明、青葉区大倉字宮、頭数・体長ともに不明
- 12月6日(水)未明、青葉区上愛子字折葉、頭数・体長ともに不明
- 12月5日(火)午後2時50分頃、泉区住吉台東3丁目、1頭(体長不明)
- 12月6日(水)午前6時半頃、泉区西田中字萩坂前、1頭(体長70cm前後)
- 12月5日(火)午後3時45分頃、泉区住吉台東3丁目、1頭(体長不明)
- 12月4日(月)未明、青葉区芋沢字大竹原、頭数・体長ともに不明
- 12月4日(月)午後9時15分頃、青葉区荒巻字仁田谷地、1頭(体長100cm以上)
- 12月5日(火)午前7時頃、青葉区上愛子字大針、1頭(体長100cm以上)
- 12月2日(土)時刻不明、泉区福岡字欠ノ上、1頭(体長不明)
- 11月30日(木)時刻不明、太白区秋保町長袋字大原、頭数・体長ともに不明