論説委員兼務の肩書を与えられて月に1度、「河北春秋」の割り当てが回ってくる。デスクに張り付きっぱなしのローテーション職場。身近な話題でさらさら書き上げる筆力もなく話題探しに苦労する。
夜勤の合間、ぼんやり次回のテーマを考えていたとき、紙面の試し刷り(大刷り)が目に入った。投稿欄「声の交差点」。前任地、青森県津軽地方の郷土料理「けの汁」の話題を取り上げた前月のコラムを読んだ男性が寄稿していた。
男性は、同名の料理が伝わる登米市豊里町の出身。実家ではかつて、田植えに備えた作業の後、酒のあてに大根やシイタケ、油揚げなどをさいの目に刻んだ「けの汁」が振る舞われたという。
出張が多かったという会社員時代、福島県南で地元の人が「ざくざく煮」と呼ぶ似た料理を出されたことも紹介。今も自身で「けの汁」を作ることがあり、生まれ育った風土の味が身に染みついているのだろう-と記していた。
取材先など外部とのつながりが薄くなりがちな内勤暮らし。コラムを通して会話をしているような気がして、じんわり心に染みた。
(報道部次長 大友庸一)
大学9校のオープンキャンパス情報や先輩学生の声。仙台圏での生活情報も満載!
毎週木曜日・仙台圏で42.9万部発行の「河北ウイークリーせんだい」。歌ったり踊ったり楽しいキャンペーン実施中。抽選でプレゼントも当たります。
東北の未来に向けて、みんなで手を取り合い、様々な活動に取り組んでいます。
SDGsマインドの向上をはかるための「みやぎSDGsアンバサダー」育成プログラム活動を紹介中!
2022年度企画準備中!詳しくはWEBサイトへ
あしたをつくる、地域の新たな可能性
東北6県7新聞社が東北全体の活性化を目指し明るい未来の創造を目指します
みやぎの職場を元気に健康に!健サポフレンズも新規会員募集中
特選不動産情報(毎週金曜日更新)
仙台「四方よし」企業大賞
Job探:仙台・宮城の求人情報
みやぎのいいものご案内!47CLUB
宮城の赤ちゃんへ贈ります「すくすくばこ」好評受け付け中!
LINEスタンプ「かほピョンとなかまたち」
宮城県からのお知らせ
みやぎ復興情報ポータルサイト
杜の囲碁サロン
Copyright © KAHOKU SHIMPO PUBLISHING CO.