島内サヨナラ3ラン 東北楽天、連勝で首位再浮上

サヨナラ3ランを放ち、仲間と喜ぶ島内(中央)(山本武志撮影)

 東北楽天は3-3の九回、島内のサヨナラ3ランで接戦を制して2連勝。首位に浮上した。この回2死一、二塁で、右翼席へ4号本塁打を放った。

 0-2の三回は茂木の適時二塁打で1点を返し、四回は浅村のソロと太田の適時内野安打で逆転した。先発岸は7回2失点。3-2の八回は2番手安楽が3連打を浴びて追い付かれた。

 日本ハムは5連敗。打線が終盤に粘ったが、救援陣が踏ん張れなかった。

(勝)西口23試合2勝
(敗)北山26試合3勝5敗7S
(本)松本剛3号(2)(岸)浅村12号(1)(加藤)島内4号(3)(鈴木)

3年ぶり盛岡開催で上昇気流つかむ

 盛岡の夜空に、惜別のサヨナラアーチが架かった。老朽化で来年3月に約半世紀の歴史を終えるため、最後のプロ野球開催となった岩手県営野球場。3-3の九回に東北楽天の島内が3ランで試合を決め、「最高です」と地元ファンの拍手喝采に応えた。

 2死一、二塁で打席に入った。2球で追い込まれても簡単には終わらない。外角低めのボール球はきっちり見送り、際どい球はファウルで粘ってチャンスを待った。

 そして2ストライク2ボールからの7球目。「外野が前に来ていたので、とりあえず気持ちで打った」。内寄りの直球を捉えると、打球は右翼席へ一直線。本塁を踏むと、仲間から水をかけられる祝福を受けた。

 対峙(たいじ)した日本ハムの鈴木からは前夜も安打を放っている。横手投げと下手投げを織り交ぜる変則タイプの救援右腕。「なかなか打つのが難しいが、何とか自分のポイントで打つことができた」と仕留めてみせた。

 島内の一発は5月13日以来30試合ぶり。11年のプロ生活でサヨナラの適時打は3本放っているが、本塁打は初めて。4番の劇的なアーチでチームは首位に再浮上。前のカードでソフトバンクに喫した3連敗から持ち直した。「二つ勝ったことで流れができた」と石井監督。3年ぶりとなった盛岡での試合で、上昇気流をつかんだ。(斎藤雄一)

9回東北楽天2死一、二塁、サヨナラ3点本塁打を放ちチームメートに迎えられる島内(中央)(坂本秀明撮影)
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