(307)かたつむりゐなくなるまでゐてやれず/野口 る理(1986年~)
梅雨時期になるとよく見かけるカタツムリ。一度その進む速さを計ったら、1分間に10センチほどだった。時速では約6メートル。そして葉の間を進んだり、枝を越えたりとちょっと危なっかしい。何事も速さを求めら…
関連リンク
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- ・(304)水車ふむ悠久にして黄なる地/富澤赤黄男(1902~1962年)
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- ・(302)蟻の世を跨いで去ってゆく子ども/千倉由穂(1991年~)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。