ベガルタ5戦ぶり白星 町田に3発、逃げ切る

町田-仙台 後半33分、右FKに頭で合わせてゴールを決める仙台・皆川(19)。GKポープ

 明治安田J2第24節第1日(2日・町田GIONスタジアムほか=10試合)仙台は町田に3-2で勝ち、5試合ぶりの白星を挙げた。勝ち点44で順位は3位のまま。

 仙台が逃げ切った。後半7分、右CKを金太炫が頭で合わせて先制した。33分に右サイドからのFKを皆川が頭で押し込むと、4分後には中島がシュートのこぼれ球に詰めてリードを広げた。最終盤の町田の猛反撃は2失点でとどめた。

セットプレーから流れつかむ

 セットプレーから流れをつかみ、仙台がトンネルを抜けた。5試合ぶりに白星を手にし、原崎監督は「内容うんぬんより、勝ち点3が必要だった。非常に良かった」と胸をなで下ろす。

 後半7分のCK、33分のFKともに、中島が低くて速いボールを味方に合わせた。「デザインしていた通り、うまく点につながった」。2本目は中央で密集していた状況を見て、皆川にやや下がるよう指示。走り込むスペースにピンポイントで蹴り込んだ。

 これまで、精度の高いキッカーがそろう割にはセットプレーからの得点が少なかった。今週は、中に選手が入るタイミングを重点的に練習してきた。「(中島)元彦のボールの質は日ごろの練習から感じていた」と皆川。すぐに成果が出た。

 3-0まではプラン通りの試合展開だった。気温は30度。体力の消耗を抑えるため、まずは前掛かりにならずに守った。タイミングを見計らい、相手のバックパスに対して守備のラインを上げて圧力を掛ける。ピンチはほとんどなく、「いつ点を取れるかということだけだった」(中島)。

 気の緩みが見えた終盤は、ピンチの連続で2失点。快勝ムードはなくなったとはいえ、悪い流れはいったん断った。ここから再び上昇気流に乗りたい。
(佐藤夏樹)

町田―仙台 後半7分、仙台・金太炫が先制ゴールを決めて喜ぶ(小林一成撮影)
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