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研究職、改善進まない労働環境 パワハラ被害の訴え届かず <参院選・暮らしどこへ>

 メールを開くと動悸(どうき)がする。パソコンを操作する手が震える。仙台市にある大学の工学研究科で特任助教だった鈴木幸一さん(40)=仮名=は当時の記憶に今もさいなまれる。

 「この作業なら2週間で十分」「研究ストーリーが描けていないと言っているに等しい」「貴君が仕事をしない分、(周りに)多大な負担が…

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