好きな場所にテント張れるフリーサイト新設 釜石・根浜海岸、津波浸水域活用

 岩手県釜石市の根浜海岸にある観光施設「根浜シーサイド」のキャンプ場に1日、好きな場所にテントを張れる「フリーサイト」が新たにオープンした。利用が始まって最初の週末となった2日は早速、テントが並び、家族連れでにぎわった。

 区画がなく、自由に使えるフリーサイトは約1200平方メートル。東日本大震災で津波被害を受けた土地を活用し、従来の区画のあるオートサイトの南側に芝生を植えて整備した。

手前が新たにオープンしたフリーサイト。防潮堤の先には砂浜が広がる

 家族で訪れた盛岡市の厨川小4年野川沙羅さん(10)は「家とは違う雰囲気で過ごすキャンプが大好き。海でいっぱい遊ぶ」と笑顔を見せた。弟の3年悠馬君(8)は「大自然の中でする花火が楽しみ」と話した。

 根浜海岸にかつてあったキャンプ場やレストハウスは津波で全壊。2019年に現在の施設の利用が始まった。近年のキャンプ人気で利用者は増加傾向にあり、スペースを拡充した。

 キャンプ場を指定管理する観光まちづくり会社「かまいしDMC」の担当者は「海水浴場が近く、シーカヤックやシュノーケリングなどの体験もできるのが根浜の魅力。根浜で夏休みの思い出をつくってほしい」と呼びかけている。

 フリーサイトの利用料はテント1張り当たり1500円。中学生以上は500円の宿泊料が必要。小学生は250円、未就学児は無料。予約制。連絡先は根浜シーサイド0193(27)5455。

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