仙台七夕前夜祭、花火1万6000発 コロナ前と同規模に

 新型コロナウイルス感染拡大のため2年連続で通常開催が見送られた8月5日の「仙台七夕花火祭」について、主催者の仙台青年会議所(JC)は5日、3年ぶりに有観客で実施すると発表した。直近の通常開催だった2019年と同様、仙台市青葉区の東北大川内萩ホール敷地内から約1万6000発を打ち上げる。

昨年打ち上げられた花火

 感染が小康状態にあり、コロナ下のイベント対応が徐々に体系化されつつある状況を踏まえ、対策を徹底すれば有観客での実施が可能と判断した。現状は「レベル2」の感染状況に当たる県の独自指標が、「レベル3」となった場合は開催規模を縮小し、最も厳しい状況を示す「レベル4」に達した場合は中止する。

 打ち上げの時間は午後7時15分~8時15分。観覧場所のうち有料桟敷席は、仙台市地下鉄東西線国際センター駅近隣に約5800席を用意する。無料エリアは仙台西公園や仲の瀬グラウンドなど計4カ所に設け、約5万人の収容を見込む。

 感染対策として有料桟敷席の間隔を空けるほか、警備員を増やして密集しないように呼びかける。露店の出店は認めず、観客には必要最低限の水分補給以外は飲酒・飲食は控えるよう強く要請する。

 仙台JCの大高成美花火祭特別委員長(32)は「安心安全な開催には市民の協力が不可欠。祭りを一緒につくり上げていけるよう、理解を求めていきたい」と話した。

 花火祭は仙台七夕まつりの前夜祭として1970年から開催。新型コロナの感染が拡大した20、21年は通常開催を自粛し、伝統を受け継ぐ意味合いで仙台JCが各数百発を打ち上げた。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る