(335)おちんこも欣々然と裸かな/相島 虚吼(きょこう)(1867~1935年)
季題は「裸」。虚子編『新歳時記』の解説には「炎暑の折には裸となって寛(くつろ)ぐことが多い」とあり、掲句も例句で載っている。確かに浴衣は脱ぎ着が楽だし、昔の景色として納得ではある。しかし、「欣々然(…
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。