(346)爆心の緑蔭(りょくいん)にあり乳母車/前川 弘明(1935年~)
きょうは長崎原爆の日。作者は長崎の人で小学生の時に被爆した。「爆心の緑蔭」は浦上天主堂辺り。爆風と熱線で樹木は倒れ、緑蔭が消えた。あれから4分の3世紀を経過した今は乳母車の親子が憩う場となっている。…
関連リンク
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。