山形・庄内産メロンが香港で人気 東経連、九州の商社と輸出支援

 山形県庄内地方産のメロンが輸出先の香港で人気を集めている。東北6県の農産品の海外輸出を支援する東北経済連合会の仲介で、九州の商社を通じて出荷。海外での販路拡大を目指す生産者と、リスク回避へ産地の広域化を図りたい商社側の意向が一致した。

香港に輸出し、現地スーパーで販売された庄内産メロン(東経連提供)

 メロンはJA全農山形が販売。アンデスメロンと、オレンジ色の果肉が特徴のオリジナル品種「鶴姫レッドメロン」の2種を計200ケース(1ケース5、6玉入り)を7月19、21日の2度に分け、羽田空港から香港に空輸した。

 現地で12店舗を展開する日系大手小売りイオンストアーズ香港で、日本円にして1玉1700~2000円程度で販売。売り場には「庄内メロン」のポップを立ててブランドをアピールした。

甘さ、オレンジ色の果肉が好評

 東経連の担当者は「庄内産メロンは甘く人気があり、オレンジ色の果肉が特に好まれている。他の産地と差別化を図ることでニーズが高まっている」と話す。

 庄内産メロンの輸出は2019年にスタート。九州経済連合会の主導で設立した輸出商社九州農水産物直販(福岡市)と東北、新潟県の生産者を仲介する取り組みを活用し、今回を含め4回出荷された。

 東経連は「ポストコロナ・五つの提言」の中で「農産逸品の輸出拡大」を掲げている。担当者は「人口減などで縮小が見込まれる地域経済の活性化に向け、生産者の所得向上や雇用の確保を図りたい」と期待する。

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