ベガルタ、前半の3失点は重すぎる 追い上げ及ばず下位に屈する

仙台―大宮 前半11分、先制ゴールを許したGK杉本ら仙台守備陣(坂本秀明撮影)

 明治安田J2第31節第1日(13日・ユアスタ仙台ほか=6試合)3位の仙台は大宮に2―3で敗れた。勝ち点55のまま。岩手―秋田の東北勢対決は秋田が1―0で勝った。山形は金沢を4―1で破り、連勝を3に伸ばした。

 台風の影響で水戸―東京V、横浜FC―群馬は中止になった。

大宮に逃げ切り許す

 仙台が大宮に逃げ切られた。前半11分、左CKからのこぼれ球を押し込まれ先制を許すと、1分後にカウンターから失点。34分にも右サイドから崩され、追加点を与えた。後半に反撃して19分に中島がミドルシュートを決め、44分には遠藤がゴール前で押し込んだが、一歩届かなかった。

守備の課題解消できず 

 前半で早々と勝利がかすんだ。リーグトップの得点力を誇る仙台でも、0-3で折り返しては勝ち点3は遠い。

 立て続けに失点して試合プランが崩壊した。先制された場面は、中途半端なクリアがきっかけ。1分後には、速攻からDFラインの裏にパスを通され、あっさり追加点を献上した。大宮が背後へのボールを多用するのは分かっていたはずだったが、「気持ちを整理しないまま、リスタートしてしまった」(蜂須賀)。

 その後も、背後や中盤に移動する相手FWを捕まえ切れない。今度は細かいパスで鮮やかに崩され、3失点目を喫した。平岡は「試合を壊してしまった。DF陣として申し訳ない」と悔やむ。

 今季付きまとう失点癖が今もやまない。この日の失点はパターンもばらばら。蜂須賀は「(単純なミスから失点した)1点目はすぐに修正できる。でも、2点目と3点目は、しっかり分析しないといけない失点」と厳しい表情で語る。

 前節に首位横浜FCを破っているとはいえ、下位で苦しむ大宮に手痛い敗戦。自動昇格圏に浮上するチャンスをふいにした。(佐藤夏樹)

仙台―大宮 前半22分、フェリペカルドーゾ(15)が左CKを頭で合わせるも惜しくも外れる。GK志村(坂本秀明撮影)
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