宮城・記録的大雨1カ月 進む宅地化、排水追い付かず 大崎・古川
7月15日夜から16日にかけて宮城県北部を襲った記録的な大雨から1カ月が過ぎた。大崎市古川地区では10日現在、住宅625戸で床上、床下浸水を確認。大半が中心部の市街地で起きた。穀倉地帯に開かれた古川地区は観測史上最大の降水量だった今回に限らず、宅地開発の進展に雨水の流下能力が追い付いていない。大雨…
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