(366)移り行く二百十日の群鴉/高浜 虚子(1874~1959年)
本日は9月1日、暦の雑節で二百十日という日に当たり、別名は厄日です。謎の数字は春分から数えての日数で、稲が開花を迎える頃の台風が頻繁に来る時期として、油断せぬよう暦に載っています。また、昭和になって…
関連リンク
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- ・(364)手をあげて山の水ゆく夏の終り/森川 光郎(1926年~)
- ・(363)草いきれ吸って私は鬼の裔(すえ)/阿部なつみ(2004年~)
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- ・(361)わが句あり秋の素足に似て恥ずかし/池田 澄子(1936年~)