みやぎ生協、冬の灯油288円引き上げ 過去最高18リットル2070円

 みやぎ生協は22日、今冬の配達灯油の暫定価格を前年より1リットル当たり16円高い115円に設定すると発表した。18リットルは288円引き上げて2070円。国内のエネルギー価格の高騰を踏まえた決定で、過去最高値となる。

 定期購入契約は1リットル当たり1円割り引いて114円、18リットル2052円となる。配達期間は26日~来年4月28日。22日に資源エネルギー庁が公表した宮城県の配達灯油価格は18リットル2077円。市民生活への影響を考慮し、市場価格よりやや低く抑えた。

原油高と円安反映

 価格の決定要因として、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの経済制裁などを背景とした原油相場の高騰を指摘。急激に進む円安の影響も大きいと説明した。

 前年は原油輸入価格の急騰を受け、当初の暫定価格(1782円)から3回の改定で2070円まで引き上げた。

 みやぎ生協エネルギー事業部の矢野敏昭部長は「現時点で昨年ほどの激しい変動は考えにくいが、為替や世界情勢など懸念材料もある。国の石油元売り会社に対する補助金が継続されなければ価格を見直さざるを得ず、行政には継続的支援を求めていく」と話した。

 みやぎ生協は例年9月下旬、冬期の暫定価格を設定。これまでの最高値は2008年の18リットル1998円。

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