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冬の使者「気嵐」を観測 東北の太平洋側、各地で今季最低気温に

 東北地方は20日、放射冷却の影響で、太平洋側を中心に各地で今季の最低気温を更新した。宮城県気仙沼市の気仙沼湾には冬の風物詩「気嵐(けあらし)」が出現した。

 気嵐は陸の寒気が海に移動し、水面の水蒸気が冷えて霧が立ち込める現象。朝日が昇ると、黄金色に照らされた気嵐の「湯気」の中を漁船やカモメが行き来し…

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