(438)森に入るやうに本屋へ雪催/篠崎央子(1975年~)
リズムから「入(い)る」と読みたいです。雪催(ゆきもよい)は雪が降り出しそうな冬の曇り空のこと。コートを厚く着て息を白くさせながら街を歩いていると、ふと目に留まった書店に足が向きました。まるで小道から木々の生い繁(しげ)る森へと入るようです。森には葉を落とした木々や常緑樹、たくさんの落ち葉があるよ…
関連リンク
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