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世界中で虫を食べてきた昆虫学者に聞きました 「実際のところ、昆虫食ってどうなんですか」

 世界的な人口増による食糧危機を見据え、昆虫食に注目が集まっています。仙台市内にも自動販売機が設置されて売れ行きは上々ですが「虫なんて見るのも嫌」という人も多くいるのも事実です。昆虫学が専門で、研究の傍ら世界中で虫を食べてきた宮城教育大の溝田浩二教授(50)に聞いてみました。「実際のところ、昆虫食ってどうなんですか?」(編集局コンテンツセンター・安住健郎)

[みぞた・こうじ]1972年長崎県島原市生まれ。小さいときからの虫好きが高じて北海道大農学部へ進み、同大大学院を修了。2020年、宮城教育大教育学部教授。日本昆虫学会の評議員や宮城県の環境アドバイザー、環境省の希少野生動植物種保存推進委員なども歴任してきた。

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