栗原・小学4年いじめ、市教委が「重大事態」認定 調査委を設置へ
宮城県栗原市の小学4年の男児が受けたいじめについて、市教委は12日、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定したと発表した。今月中に第三者調査委員会を設置する。男児が受けたいじめを巡っては、学校が加害児童側の聞き取り内容を中心に事案の概要をまとめたり、被害児童の保護者に確認せずに「解消した」と判断したりする問題が起きている。
市教委は、男児が11月8日から登校できていない現状を重視し、重大事態に該当すると判断した。第三者委は弁護…
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