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岸田首相の政権運営 国民の視点で立て直し図れ 社説(1/3)

 「黄金の3年間」を手にするはずが、待っていたのは「いばらの道」だった。

 岸田文雄首相が昨年秋に任命した閣僚4人が相次いで辞任に追い込まれた。異常事態を招いた責任はひとえに首相にある。政治の迷走は国益を阻害する。今月召集の通常国会が政権運営の正念場だ。

 昨年夏、参院選を無難に乗り切れば、次の国政選挙…

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