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人生に絶望、凶行に及ぶ 宮城・登米「豊里こども園」侵入<傍聴席>

 「いじめられていた時から、ずっと死にたい気持ちを抱えていた」。登米市豊里町の認定こども園「豊里こども園」の侵入事件。殺人未遂罪などに問われた大槻渉被告(32)は仙台地裁の公判で覇気のない声で自らの境遇を語った。

 田園が広がる登米市豊里町の農家の次男として生まれた。中学時代、苛烈ないじめを受けた。ク…

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