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海況異変、カツオ北上せず<気仙沼・不漁ショック(1)遠のく漁船>

 三陸屈指の港町・宮城県気仙沼市が苦境に立つ。26年連続日本一を誇る生鮮カツオの水揚げ量は昨年、37年ぶりに1万トンを割った。サンマの不振も続き、出口が見えない。海況変化に揺れる港町の現状と課題を探った。(気仙沼総局・鈴木悠太)=4回続き=

水揚げ分散

 1月4日、市魚市場であった新春恒例の式典。鏡開き…

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