「空白」の養殖 復活図る<気仙沼・不漁ショック(3)転換の模索>
「稼ぎ頭」に
「ここで生まれた稚魚を海で大きく育てたい」
三陸沖のカツオ漁が不振に終わった昨年12月上旬。大船渡市のいけすの前で、南気仙沼水産加工事業協同組合の阿部泰浩理事長(59)が、サーモン養殖への意を強くした。
気仙沼市の19事業者でつくる組合は、2021年5月に大船渡市、釜石市の水産関係者と…
関連リンク
- ・海況異変、カツオ北上せず<気仙沼・不漁ショック(1)遠のく漁船>
- ・加工業者、商品構成の再考も<気仙沼・不漁ショック(2)広がる余波>
- ・「気仙沼さかなの駅」11年の歴史に幕 被災9社結集、市民の胃袋支える
- ・気仙沼、カツオが大幅減 宮城・主要4魚市場2022年水揚げ実績 女川はサンマ不振続く
- ・ヨシキリザメ、ワシントン条約規制対象に 水揚げ日本一の気仙沼困惑