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「空白」の養殖 復活図る<気仙沼・不漁ショック(3)転換の模索>

「稼ぎ頭」に

 「ここで生まれた稚魚を海で大きく育てたい」

 三陸沖のカツオ漁が不振に終わった昨年12月上旬。大船渡市のいけすの前で、南気仙沼水産加工事業協同組合の阿部泰浩理事長(59)が、サーモン養殖への意を強くした。

 気仙沼市の19事業者でつくる組合は、2021年5月に大船渡市、釜石市の水産関係者と…

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