宮城県産アカガイの出荷自粛基準を緩和 規制長期化で県が初の変更
まひ性貝毒のため県産アカガイの出荷規制が長期化している問題で、宮城県は2日、対策連絡会議を仙台市内で開き、独自の出荷自粛基準値を緩和する方針を決めた。現行のアカガイの重さ1グラム当たり「3MU(マウスユニット)」から「3・5MU」に変更。食の安全安心確保と漁業経営維持の両立を図る。
94年以降で初め…
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