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水産の未来、語り合う 25歳以下の漁師や加工会社員ら交流 石巻

水産業の未来などを語り合う参加者

 石巻市と一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(FJ)は、25歳以下の若手漁師や水産加工会社の社員らによる交流会を市中央2丁目の市かわまち交流センター「かわべい」で開いた。

 市内の約20人が参加。お互いの仕事の特徴とやりがいを紹介、水産業の未来についても考えた。

 参加者は4グループに分かれ「若い世代が水産業に興味を持つようにするには」とのテーマで議論。「高校生、大学生に年が近い社員らがワークショップを企画していく」「ツイッターなどの交流サイト(SNS)で仕事の様子や休日の過ごし方を紹介する」といった案が出た。

 布施商店(石巻市魚町3丁目)の相沢岳さん(23)は「年上の先輩が多い職場なので同世代が近くにいるだけで安心する。参加者が加工、養殖など幅広いのも面白い。定期的に集まって情報交換し、自分の仕事に生かしたい」と話した。

 交流会は1月27日にあった。FJによると、今後もイベントを開催し、就業者のモチベーション維持や向上につなげていくという。

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