女川の産業・観光、東京都心でＰＲ　明治安田生命が物産展

　女川、山元両町の産業、観光の振興に貢献しようと、明治安田生命保険は３日、東京・丸の内の本社ビルで物産展を開いた。

　１階の「ＭＹギャラリー」には女川町の水産加工品や煎餅をはじめとする菓子類、山元町の干し芋などが並び、オープンと同時に社員や通行人らでにぎわった。ＰＲビデオを放映したり、パンフレットを配ったりして観光地としての魅力も売り込んだ。

　開催セレモニーで、明治安田生命の青戸伸之常務執行役は「地域社会の健康増進、活性化に継続して取り組みたい」とあいさつ。

　女川町の伊丹相治副町長、山元町の橋元伸一町長がそれぞれ「東日本大震災で被災した町の産業や観光を都心でＰＲできてうれしい」などと感謝の言葉を述べた。

　同社は２日も、江東区東陽の自社ビルで両町の物産展を開催した。