市民と再考、活気を再び 県民会館移転、消えゆく発信拠点<Re杜のまち 仙台・定禅寺通(上)>
歴史は1601年、仙台開府にさかのぼる。仙台藩祖伊達政宗は城の北東の鬼門封じのため祈願寺を定めた。それが、今の宮城県庁付近にあった定禅寺だ。
明治維新後、行政の中心は仙台城から定禅寺周辺に移り、寺は廃寺になった。しかし、参道だった「定禅寺通」の名は残った。
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変化の種は戦災復興事業でまか…
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