(511)炒飯にすこし春菊なんとかなる/小川楓子(1983年~)
冷たいご飯と適当な具材をフライパンで炒めて炒飯を作ろうと冷蔵庫を物色していると、料理で残った春菊が出てきた。春菊は独特の香気があり、鍋物やお浸しにして食べることが多い。春菊炒飯など聞いたことがないが、ええい入れてしまえ、意外においしいかもしれない。勢いのよい柔らかな口語調のせいか、読者も「なんとか…
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