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小さな選手も楽しく 寒中稽古で36チーム交流 石巻

小学生が熱線を繰り広げた寒中稽古交流大会

 石巻市の廣心館道場が主催する「第21回廣心館道場寒中稽古交流大会」が19日、石巻市河北総合センターで開かれた。

 石巻地方で剣道に取り組むスポーツ少年団13チームを始め、県内から36チームが参加。廣心館道場の浜畑夏煌主将が選手宣誓した。

 男女混合の5人制による団体戦で、予選は4ブロックに分かれ総当たり戦を行い、各ブロック上位2チームが決勝トーナメントに進み、仙台市の吉成剣友会が優勝した。

 寒中稽古交流大会は、子どもたちが剣道を楽しみ、大会経験を積むことを目的に開催。体格が小さい、剣道を始めて間もないなどの先鋒・次鋒の3年生以下の選手には、相手選手が適度に加減する「おもいやりルール」を大会独自に導入している。

 廣心館道場の斎藤忠雄団長がイチゴ農家のため、大会の合間にはイチゴを景品にしたじゃんけん大会や抽選会も開いた。

 武者圭太大会運営委員長は「競技の普及や発展に加え、子どもたちの大会出場機会の創出が狙い。まずは剣道を楽しんでもらえたら」と話した。

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